金沢散歩 – 内灘・能登海浜自転車道編 –

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内灘町(うちなだまち)は、石川県の中西部に位置する町。河北郡に所属しており、隣接する金沢市のベッドタウンとなっている。金沢市への通勤率は52.4%(平成17年国勢調査)。

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行ってきました、金沢散歩。

前回は近所のお散歩的な感じだったので、本格的な金沢散歩は昨年10月の加賀海浜自転車道編以来約3ヵ月ぶりの金沢散歩です。

県外の人にとっては聞き慣れない地名かもしれませんが、、、内灘と言えば金沢市民が思い浮かべるのは内灘海岸や内灘砂丘でしょうか?

それとも、金沢駅を始点として終点の内灘駅まで伸びている北陸鉄道浅野川線(通称:浅電)の終着駅という印象でしょうか。
浅電は路線距離は6.8kmながらも12駅を結ぶ単線を走るワンマン列車です。
昨年の北陸豪雪の際もほぼ運休せずに運行したと言われているくらいに地元民は浅電に一目を置いています(笑)

余談ですが、かつては北陸鉄道金石線として中橋から大野港まで金石街道沿いに路面電車が走っていたそうですが、1971年(昭和46年)9月1日に廃線となりました。
電車好きとしては在りし日の金石線を一目見てみたかったですね。

前文はこの程度にして、この日歩いたコースを振り返りたいと思います。

アピタタウン金沢べイ~内灘~内灘海岸~能登海浜自転車道~宇野気

◆ルート
スタート:アピタタウン金沢べイ
ゴール:JR七尾線 宇野気駅
距離:20.8km
最大標高差:49m
所要時間:4時間10分
天候:快晴

今回の金沢散歩は全長20.8kmと手頃な距離感で最高の天気に恵まれ、アピタタウン金沢ベイをスタート地点として内灘・能登海浜自転車道を経由して宇野気まで歩いてきました。

最大標高差は49mありますが、これは主に終盤の宇野気付近にアップダウンがあった影響で道中は基本的には平坦で非常に歩きやすいコースでした。

アピタタウン金沢べイ

今回のスタート地点である「アピタタウン金沢ベイ」はコロナワールドやピアゴなどの娯楽施設や商業施設が集まるショッピングセンターです。
ちなみに私の行きつけのスーパーは「ピアゴ」で週4ペースで通っています(笑)

アピタタウンを真っ直ぐ通り抜けて50メートル道路に出た後左折し、金沢港方面へ暫く歩きます。

50メートル道路から突き当りを右折して金沢港のコンテンターミナル沿いに暫く歩きます。
この辺りはやや殺風景ですが1km程の距離なので黙々と歩きます。

程なくすると「金沢港大橋」に差し掛かりますので、ここを渡ります。

もう見慣れた風景ではあるのですが、川や海を越えて橋を渡って別の土地へ踏み入れるというアクションはなんかワクワクしますよね。

橋から見える金石・大野方面をパシャリ。そして反対側もパシャリ。
こうして眺めるとまだスタートして1時間も経ってないですが、ずいぶん遠くから歩いてきたなぁと思いますね。
今日のゴールはまだまだ果てしなく先なのですが(笑)

内灘

対岸に辿り着いてからこのまま真っ直ぐ歩き続けるか、脇道に逸れるか一瞬迷ったのですが、、、真っ直ぐ行くコースは過去に自転車や車で何度か通ったことがあるので、今回はまだ歩いたことがない脇道に逸れることにしてみました。

脇道を右に降りて振り返ってパシャリ。
ちなみにこの辺りはまだ内灘ではなく「五郎島町」という地域です。

加賀野菜としても有名なさつまいもの五郎島金時はこの一帯で生産されています。
五郎島金時は他のさつまいもに比べるとよりホクホクした食感と甘みが強いのが特徴です。
ご興味ある方は「五郎島金時」で検索してみてくださいね。

五郎島公園の中を歩きます。
非常にこじんまりとした小さな公園ですが、人気のないこういった小道も嫌いではありません。

実は最初公園内ではなく並走している普通の道を歩いていたのですが、ふと脇に目をやると公園の遊歩道入口と小道が見えたので、小走りに少し戻って入口から歩いたのでした(笑)

僅かな距離でしたが、恐らく昔から変わらない風景と、そしてこの先の変わることがないであろう風景を楽しむことができました。

川沿いの様々な小道を通り抜けて、住宅街をすり抜けてようやく内灘駅前まで辿り着きました。

終着駅といっても、駅前には小さなロータリーがある程度でいわゆる都会のターミナルのような雰囲気は一切ありません。

ちなみに浅電浅電言ってますが、浅電には人生で一度しか乗ったことがありません(笑)
自分の住んでいる生活圏内や行動範囲には走ってないですし、そもそも田舎は車社会なのでよほどのことがないと乗る機会がないのです。

でも、豪雪で車が走れない時でも浅電は安定の運行をしてくれるので地元民にとっては本当にありがたい電車だと思います。

内灘駅から真っ直ぐに伸びた道を10分程歩くと、ついに内灘海岸の入り口が見えてきました。

内灘海岸

内灘海岸にやってきました。
ここまで掲載した写真を見てお分かりの通り、この日は気持ちよいくらいの快晴でした!

東京に住んでいた時は基本的に晴れの日が多かったので、天候に関してあまり意識することはなかったですが、北陸地方の冬は本当に曇りか雨・雪の日が多くて、これほど気持ちよく一日中晴れ渡ることは少ないのです。

ふと上空を見上げるとパラグライダーの姿が。
内灘海岸を歩いているとモーターパラグライダーを楽しんでいる人たちをよく見かけます。

夏ごろに来た時もパラグライダーをしている人たちを見かけたので、ここはスポットなんでしょうね。
気になって「内灘 パラグライダー」で検索してみるといくつかのブログがヒットしましたが、内灘海岸を越えてはるか先の千里浜海岸まで飛んでいく人が多いそうです。
千里浜海岸は全国で唯一自動車で砂浜を走行できる「千里浜なぎさドライブウェイ」として有名ですよね。

大空を自由に飛び回っている姿はなんとも気持ちよさそうでした。

このような感じで3km程砂浜を歩き続けました。
砂の密度?粒?の影響なのか、その日のコンディションのせいなのか分かりませんが、歩くたびに足がズボズボと土中にめり込むため、中々疲れました。

季節は真冬ですがヒートテックとスウェットのレイヤーを重ね着していたのでもう汗だくです。

そうこうしていると内灘海岸の終端である内灘マリーナに辿り着きました。
今日の散歩のちょうど中間地点です。

能登海浜自転車道

しばらく腰を下ろして小休憩をした後に後半戦がスタートです。
いよいよ「能登海浜自転車道」に入ります。

能登海浜自転車道はのと里山海道と並走している自転車道です。

なんと通行止でした(笑)
しかも工事期間を見るとけっこう長いです。

迂回路の案内があったので、その指示に従い歩くことにしました。

遠目からでも目立つこのオブジェクトは内灘町風力発電所(サンセットウイング内灘)にある風車です。
内灘では風力発電を行っているんですねー。

迂回路は意外と長く5~6km程は歩いたでしょうか。

途中、内灘町指定遺跡「室青塚」という看板を見かけ、せっかくなので立ち寄ってきました。

迂回路を通らないと恐らく中々歩く機会がないであろう白帆台の通り沿いにはゆったりとした家屋が軒を連ね、さながら別荘地のようなエリアもありました。
マンホールも手が込んでいてオシャレですね。

普段見る機会のない景色を楽しむことができたので、結果として迂回路を歩いたのは大正解でした。
白帆台のあたりは生活の利便性はどうか分からないけど、とてもよい雰囲気でしたし、2階のバルコニーからはきっと日本海が一望できんるんだろうなぁ。

日本海に沈む夕日を眺めながらBBQとか、最高でしょうね。

迂回路から戻り、能登海浜自転車道に入るとともに、かほく市に入りました。
ここから白尾の出口までは完全な1本道になります。

自転車道とは言ったものの田舎マジックで自転車とは一度もすれ違いませんでした(笑)
迂回路を歩いていた時に一台だけすれ違ったのが最初で最後でしたね。

自転車を避ける必要性がないので、想像通り歩きやすさは抜群です!
歩いた日は祝日だったのですが全くといっていいほど自転車を見かけませんでした。
ハイシーズンの春夏辺りはさすがに混み合うのかどうかは気になる所です。

ポツンと生えていた松の木をバックに思わずパシャリ。

迂回路から自転車道に入って4km程歩いた所で白尾インターチェンジが見えてきました。

最後に今日さんざん眺めてきた日本海を見納めして住宅地へと入ります。

いよいよ今日のゴールは目前です。

宇野気

今日のゴールである宇野気(うのけ)。

県外の馴染みの薄い人にとってはあまり聞いたことがない地名だと思います。

ちょっと金沢に詳しくて食通な人なら「寿司処 松の」のイメージがあるかもしれません。
某評価サイトでも評価が高いネタの大きさで有名な?お寿司屋さんですね。

話は脱線しましたが、なぜに宇野気なのかというと幼少期に何度もお世話になった親戚の家があるからです(笑)
そういった経緯もあって地理的にも最適だし、ゴール地点は宇野気駅にしよう!と決めました。

自転車道から住宅街へ入ると少しレトロな街並みが続きますが、けっこう起伏があり登り坂が続きます。
冒頭のデータにある最大標高差49mの大半はこの宇野気の街に集約されているようです。

レトロな街並みを抜けると比較的新しく開けた通りに出ます。
非常にゆったりした感じでのんびりしていました。

田舎はどこもそうだと思うのですが、建物・構造物やその間隔にゆとりがあって、なおかつ人が少ないことがゆったりのんびり感に繋がるのでしょうね。
当たり前と言えば当たり前ですがいろんな意味での「余白」がもたらすマジックですね。

ついに本日のゴールに到着しました。

こちら西口側なのですが駅前とは思えない殺風景さです(笑)
幼少期に訪れた時のイメージの欠片もないのですが、、、とりあえず駅舎に入って駅員さんに聞くと、券売機などがあるのは東口の方でどうやらそちらがメインの駅舎のようです。

構内の階段を渡って東口を出ると少し見慣れた風景が目に飛び込んできました。(写真を撮るほどの風景でもなかったので割愛しますw)

帰りの金沢方面の電車の発車時刻までまだ1時間弱あったので、東口方面を少し散策することにしました。

あとがきへ続く・・・

あとがき

実は宇野気をゴール設定するにあたり、自分の中でもうひとつの裏ミッションがありました。

幼少期に何度か電車で駅から歩いて訪れていた親戚宅。
小学生以降はもっぱら車で連れられて訪ねていました。

果たして駅から歩いて、おぼろげな昔の記憶と感覚だけで親戚宅まで辿り着けるのか?というミッションです。
当然事前に住所を確認したり、詳細な地図は見ずにです。

結論から言うと、辿り着けませんでした(笑)
残念!

後日答え合わせをしたのですが、通り1本ズレていただけで、200m程度のニアミスだったようです。

辿り着ける自信があっただけに少し悔しかったのですが、また来たいと思います。
「寿司処 松の」にも行ってみたいですし(笑)

「荒廃した海岸林を整備しています」

なんか表現がストレートで面白かったのでパシャリ。
石川県を代表するマスコットキャラクターの「ひゃくまんさん」との並びがまたシュール(笑)

この看板にひゃくまんさんをねじ込む必要はあるのだろうか・・・

でも今日の迂回路は予期せぬ景色との出会いをもたらしてくれたので感謝します。
また来ます!

いつも来てくださる方もたまたま検索経由で訪れた方も最後までお読みいただきありがとうございます。

新年が明けて最初の記事が定番の金沢散歩となりましたが、本年は新しく元号も変わる時代の節目でもあります。
新元号を祝う企画商品等も検討していますので引き続きご注目の程よろしくお願いいたします。