金沢散歩 – 金石海原+金石大野アートプロジェクト編 –

久しぶりの更新になりました。

12月の中旬を過ぎると北陸はすっかり寒くなりまして、さすがの私も散歩の回数が減る季節です(笑)

冬の金沢はだいたいが曇りか雨の日が多いです。

これにはちゃんとした理由がありまして、、、特に冬場は冬型の気圧配置となりシベリア高気圧の影響で日本海側で発達した強い寒気が上空に流れ込むため、加えてそれが日本海上空で水分を蓄え、北陸の内陸にある山脈にぶつかって上昇するときに雲ができてそこに留まります。

そこに留まる雲が雨や雪を降らせるのですね。
時に激しい雷を伴うのも北陸の天気の特徴です。

雲の動きが非常に速いため、さっきまで晴れていたと思えば、雨が降ったり霰が降ったり、かと思えば日が差してきたり、、、非常にめまぐるしく天候が変わるのが特徴的です。

アメダスの雨雲レーダー確認は必須ですね。

よし!向こう30分は雨雲来てないから買い物行ってこよ、とかランニングしてこよ、とかは日常のあるあるだと思います(笑)

反対の太平洋側はこういった感じでは雨雲が発達しないので天候のメカニズムが全く異なりますよね。
普段は意識しないことですが、こうして考えると納得です。

という感じで今回歩いたコースを紹介します(笑)

金石銭五公園~金石・大野やすらぎの林~金石海原~自治区AIR 金石大野アートプロジェクト 金石スタジオ

◆ルートマップ:https://yahoo.jp/PEwSWF
スタート:金石銭五公園
ゴール:自治区AIR 金石大野アートプロジェクト 金石スタジオ
距離:4.5km
最大標高差:15m
所要時間:54分
天候:曇り

今回は全長4.5kmと非常に短い距離で毎日の散歩コースと言っても過言ではないのですが、地元金石に金沢21世紀美術館が主催する「自治区AIR 金石大野アートプロジェクト」なるイベントがやってきているとの噂を聞きつけてのコース設定です。

金石銭五公園~金石・大野やすらぎの林

金石銭五公園からスタートして公園の中央にある銭五の銅像を眺めた後、金石・大野ふれあいの森を歩いて行きます。

銭五公園は江戸時代後期に金石のみならず一帯で商人として広く活躍された銭屋五兵衛さんを祭る公園なのですが、この方のエピソードはまた別の機会に・・・。

公園から少し歩くと金石・大野ふれあいの森の入り口です。

金石・大野ふれあいの森は近年整備が進んで非常にいい感じの癒しの森になってきています。

時間帯を問わず非常に通行量が少ない静かな森ですが、天気の良い日はパターゴルフを楽しむ人達がちらほら見られます。

今年になって新しいコースも増設されて、海側の林もキレイになりました。

金石海原

金石海原(かないわうなばら)はかつては地元民向けの海水浴場として賑わっていましたが、今は金沢港の港湾整備や関連施設開発のために資材置場と化してしまった砂浜です。。。

この辺りは立ち入り禁止区域も多いので、地元民以外は中々足を踏み入れる機会はないかと思いますが、子供の頃にこの海でよく遊んでいたので、懐かしい気持ちになります(^^)

金沢市の港湾整備計画によると、将来的には港湾整備に伴う関連施設に加えて緑地のような公園を整備すると言われていますから、数年後?数十年後?に生まれ変わる金石海原に期待しましょう(笑)

将来の子供たちがまた安心して遊べる海岸に生まれ変わってほしいものですね。

自治区AIR 金石大野アートプロジェクト 金石スタジオ

金石海原から街中へ戻り、少し歩くと今日のゴールである、自治区AIR 金石大野アートプロジェクト 金石スタジオに到着しました。

ここは自宅から歩いて2分くらいの場所にあるのですが、どうやら9月から今回担当のアーティストさんが滞在して創作活動をされていたようです。

たまたま回ってきた町内の回覧板で知ったのですが、近くに住んでいても発信源・情報源がなければ案外気付かないものですね(笑)

入口付近はこんな感じでしたが、中に入るとけっこう込み合っていました。

この日は3ヵ月間の滞在中の創作活動の発表と打ち上げを兼ねたイベントだったそうで、金沢21世紀美術館の公式プログラムとして情報発信されていた為、一般のお客さんも足を運んでくれていたものと思われます。

地元金石の協力で香箱の蟹汁が無料で振る舞われておりました。
贅沢な蟹汁を頂きました。

21世紀美術館のボランティアスタッフや地元のボランティアスタッフのお世話の下で運営されており、手作り感溢れる雰囲気で、また地元開催ということもあって、一人で行ったのですが居心地は良かったです。

金石の郷土料理の由来や実演・試食も楽しめました。
金石といえば大野と並んで漁師町ですから、やはり見どころは食文化ですよね。

肝心のメインイベントの創作活動の発表会ですが、今回滞在してくれていたのは、大阪出身で現在ベルリン在住の田口行弘さん。

ドローイング、パフォーマンス、アニメーション、インスタレーションが混然一体となった「パフォーマティブ・インスタレーション」というジャンルで活動されているそうです。

この方については語れるほど情報は持ち合わせてはいないのですが、自分のやりたい事を軸にした商業デザイン寄りではないアーティスト志向寄りの方なのかな、という印象を持ちました。

今回のパフォーマンスで素晴らしいなと思った点をいくつか上げると、、、

  • 金石の町に長期滞在して取材してその魅力や個性を引き出す作風に仕上げている点
  • 金石の海岸に流れ着いた漂着物を利用したインスタレーション(海岸清掃にもなり一石二鳥)
  • その過程全てを映像作品(実際はストップモーション)としてまとめあげた編集力
  • アーティストさん自身の飾らない自然体な雰囲気

ご興味ある方は自治区AIR 金石大野アートプロジェクト 金石スタジオから詳しいプロフィールをご覧ください。

来年1月からはまた別のアーティストさんが来られるとのことです。

金石・大野という町に着目してこのようなイベントを企画してくれている金沢21世紀美術館、そしてオファーを受けて来てくれるアーティストさんにも感謝ですね。

この企画がいつまで続くかは分かりませんが、より多くの人が金石・大野に興味を持って、足を運んでくれると嬉しいですね(^^)

冬の金沢に旅行を計画される際は晴天にはあまり期待せずに、、、インドアで楽しめるプランを中心に練ることをオススメします。

以上、今回は少し趣向を変えた金沢散歩でした♪