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先日金箔カレンダーでお世話になっているお客様が金沢にお越しになられた際に御礼も兼ねて片町の大工町にある「おでん居酒屋 三幸」で食事をご一緒させていただきました。
三幸さんは「金沢おでん」の人気店としても度々メディアなどの媒体に取り上げられる人気店です。
創業は1967年とのことですので50年以上前からこの地で営業されている老舗店舗です。
平日でも17時の開店前から行列ができる金沢でも数少ないお店ではないでしょうか。
ご存知の方も多いかもしれませんが、金沢はおでんが有名です。
金沢のおでんは季節を問わず一年を通して食され、代表的な具材としては地元石川の加賀野菜(代表格はやはり源助大根でしょうか)や車麩、バイ貝などが挙げられます。
出汁は基本的に塩ベースのあっさりとした薄味となっています。
また、おでん以外にもさつま揚げ(三幸さんでは名物みゆき揚げとして人気メニューのひとつ)などの揚げ物や鮮魚を酢と白味噌で和えた「ぬた」、そしてお刺身などとともに楽しむスタイルが定番となっています。
この日食べたもの一部ですが、上から時計回りに、イワシ?のつみれのポン酢和え・加賀野菜と牡蠣の揚げ煮・お刺身盛り合わせ・車麩とバイ貝のおでん、になります。
写真には撮りきれませんでしたが、その他にもお酒を飲む人にはたまらない至高のおつまみや隠しメニューもたくさんありました。
実はこの日のお店のチョイスはいつもお世話になっている社長の紹介で一緒に伺ったのですが、社長がこのお店の常連さんだということでカウンター中央の特等席に案内してもらいました。
カウンター席でしたが比較的ゆったりとした座席間隔で、目の前にはおでんの具材がズラリと並んでおり、調理する様子も見渡せるため、何とも贅沢な席だったと思います。
食事とお酒が美味しいのはもはや当たり前なのですが、大将もおかみさんもとても気さくで本当に雰囲気がよくて、常連さんに愛されている行列店である理由が分かりました。
ひとつ注意点としては支払いは現金のみでカードが使えないようで、並んでいた外国人のお客様がCASH ONLY?と確認した後、店を後にしたので諦めて帰ったかーと思っていたら数分後にお金を手にして戻ってきていました(笑)
アジア・欧米関係なくの外国人のお客様も次から次に来店されていましたので、きっと外国人の口にも合うのでしょうね。
観光都市金沢の人気店らしく、大将やおかみさんを初めとするお店のスタッフの皆様も外国人の対応に慣れていらっしゃいました。
ご一緒したお客様も金沢おでんと日本酒を堪能してとても喜んでいただけたので、それが一番うれしかったですね(^^)
心残りがあるとするなら、、、運ばれていく様子を見ていて美味しそうだなぁと思いつつ頼めなかった、チーズがたっぷりかかったとろろの鉄板焼きを食べれなかったのが悔やまれます!
またどなたかをお連れして伺う機会があるでしょうからその時の楽しみに取っておきましょう(笑)
あとがき
この日のお昼はお客様と卯辰山の名店でランチ懐石を楽しんでおりまして、夜は金沢おでんの名店に足を運ぶことができました。
我々の場合仕事柄中々お客様とは直接お会いする機会がない中でこうしてface to faceで顔を突き合わせて御礼を申し上げる機会が持てたことが非常に嬉しかったです。
そして昼も夜も初めて訪れたお店がともに大当たりという幸運に恵まれ、また金沢の魅力を知れたよい一日となりました。
卯辰山の名店のことはまた次回伺う機会があった時にでも書きたいと思います。
皆様も金沢に来られた際は「金沢おでん」の名店巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ちなみにこの日はお昼も夜も食べ過ぎたため、帰りは自宅までの約6kmの道を歩いて帰ったのでした。
夜の長町武家屋敷の界隈はひっそり静かで何気にお気に入りです(笑)